【経験談】保育士公立と私立どっちがいい?メリット・デメリットも紹介!

公立私立保育士どっちがいい
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保育士を目指す人にとって、公立保育園と私立保育園の保育士はどちらの方が良いのか、1度は悩むことがあると思います。

私自身も就職活動の時は、とても悩みました。

保育士を始めて数年が経ち、公立園も私立園もどちらも経験がある私が、どちらのほうがいいと感じたのか、経験談を交えながらお伝えしていきます。

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目次

保育士公立と私立どっちがいい?

公立保育所も私立保育園もどちらも経験がある私が、この質問に答えるなら

結局は、人によって答えは違う

と答えます。

なぜなら自分がどんなことを大切にして働きたいか、結局はそこが大切になってくると経験して感じたからです。

私自身の経歴ですが、

・公立保育所正規職員(1年間)
・私立保育所正規職員(4年間)
・私立保育所パート職員(1年間)
・公立保育所パート職員(1年間)

となっています。

どちらの園でも正規職員・パート職員として勤務した経験があるため、公立・私立のそれぞれの事情はなんとなくはわかっているつもりです。

一般的なメリットやデメリットについては、インターネット等で検索するとたくさん出てくると思いますので、今回は私自身の経験談をもとに、それぞれまとめてみたいと思います。

公立保育士のメリット

私自身が公立保育士として働いた時のメリットは、

・安定している
・ベテランの先生が多い
・福利厚生がいい

といった点です。

安定している

公立保育士は、立場が公務員になります。

公務員と同等の勤務条件が適用されており、給料もしっかりいただけます。

また休みや残業代についてもきちんと取得することができます。

自分が安定して働けることは、子供を産み、家族を持ったあとは非常に大切なことだと私は感じました。

ベテランの先生が多い

公立保育士は、ベテランの先生が多いです。

やはり安定しているため、勤続年数も長い先生が多く、本当に学ぶことが多かったです。

特に1年目は右も左もわからず、毎日必死でしたが、ベテランの先生がいてくれることにより、相談できたりフォローしていただけたり、本当に助けられることが多かったです。

福利厚生がいい

「安定」にもつながってきますが、公務員としての福利厚生はとても良いと感じました。

公務員には様々な福利厚生がありますが、地方公務員共済の制度で、スポーツ観戦を安くできたり、温泉に安く入れたり、宿泊所での割引制度もありました。

また、ディズニーリゾートでの割引等もあり、私立園で勤務している時はなかなかない制度だなと感じました。

公立保育士のデメリット

私自身が公立保育士として働いてデメリットだと感じた点は、

・書類や準備が多い
・保育以外の仕事がある

といった点です。

書類や準備が多い

指導案や週案、日案、日報など、とにかく書類が多かった記憶があります。

特に正規職員になると、クラスリーダーとなることが多く、保育の計画や準備等、全体的な運営を中心にやっていくことが多く、とても大変だと感じました。

ただ、書類に関しては公立保育士に限らず、私立保育士でも同じように求められることもあるので、一概にはいえないかなと思います。

保育以外の仕事がある

公立保育士は、公務員になります。

なので、市の職員として、選挙の手伝いをするなど、保育士以外の仕事もする場合がありました。

もちろん勤務した分の給料はもらえますが、行事等がある際は、疲れることもあるかもしれません。

私立保育士のメリット

私自身が私立保育士として働いてメリットだと感じた点は、

・雰囲気が合えば楽しめる
・保育に融通がきく

といった点です。

雰囲気が合えば楽しめる

私立の保育園は、なんといっても独自のカリキュラムや保育方針で運営しているところがほとんど。

自分が大切にしたい保育観と、保育園の方針が合致していれば、とても楽しい保育ができると思います。

それぞれの特色が強く反映されていると思うので、新しい発見や学びも多かったです。

保育に融通がきく

公立保育所が市の保育課等で管轄されている点に比べると、私立保育所は理事長や園長など、トップの采配で物事が決まることが多いです。

だからこそ、行事を大きく変えたり、やりづらいところがあればすぐに改善できたり、保育に融通が利きやすいと感じました。

やりたいと思ったことをすぐにとりいれたり、派手に行事をしているところ等をみると、大人も子供も楽しめることも多かったです。

私立保育士のデメリット

私自身が私立保育士として働いてデメリットだと感じた点は、

・福利厚生が悪い
・人が足りない
・保育観が合わなければしんどい

といった点です。

福利厚生が悪い

私が勤務した私立園は、福利厚生がとにかく悪かったです。

休みに関しても、年休10日しかもらえず、早々に消化してしまいました。

消化したあとの休みは、もちろん欠勤扱いとなり、給料が減らされます。

独身の時はなんとか対応できていましたが、子供がうまれたあとは年休10日ではきつかったです・・・

また公立保育士のような福利厚生はなく、残業代もほとんど出ませんでした。

人が足りない

私立園は、とにかく人手不足でした。

誰かが休むと、すぐに別のクラスのフォローに入らなければならず、パートで働いている時はとにかく毎日別のクラスに入っていました。

一方公立保育士は、わりと保育士の数が多く、担任が休んでもフリーの保育士が代わりに入るなどして、運営自体はとてもスムーズにできていた記憶があります。

保育の人手不足は余裕のなさにつながり、保育の質が下がります。

保育業界自体が人手不足ですが、私立園はそれが顕著にあらわれていたと感じました。

保育観が合わなければしんどい

なんといっても園の考え方と合わなければ、とにかくしんどいです。

自分がしたい保育と、園が目指す保育が違っても、雇われている限りは園に従わなければいけないことがほとんどです。

やりたくないことをやったり、「本当に意味があるのかな?」と感じるような子供への対応を、とにかくこなしていた日々もありました。

子供が好きで就いた保育士という仕事なのに、いつのまにかとてもしんどい仕事に変わっていたこともあります。

保育観は絶対に自分の中でぶらさないほうがいいなと思いました。

まとめ

今回は、公立と私立どちらの保育士としても勤務した経験から、それぞれのメリットやデメリットをまとめてみました。

結局のところ、実際に働いてみなければわからないこともたくさんあります。

とてもいい園だと思っていたのに、入ってみると人間関係が悪かったという場合もあります。

なので、どちらが絶対にいい!とは断言できませんが、自分が大切にしたいことを明確にして、それが叶う場所で働くことが1番大切だと個人的には思います。

少しでも参考になりましたら幸いです。

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この記事を書いた人

旬の話題が大好きな主婦です!

このブログでは、話題のグルメや映画ドラマ、ファッション、人気アイテムなど今旬の情報を発信しています。

保育士資格/幼稚園免許を保有しています。
現在はパート保育士をしながら小1の息子と年中の娘の2児の母として奮闘中!

少しでもみなさまの参考になると幸いです☆

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